蘇った帆掛け船

明治から昭和の初期まで、相模川の水運で帆かけ舟が活躍し、上流から薪や炭・砂利や玉石・を運び下流からは、干魚や日用雑化などを運んでおりましたが、陸上交通の発達で、その姿を消しました。
地元有志らが民俗資料の収集中に、近くの農家から明治の頃の“帆”が発見された事を切っ掛けに、「帆掛け舟」の復元活動が行われ、樹齢80年の杉の切り出しから1年かけて見事とに蘇りました。毎年8月に走行実演会を行っています。