世界遺産 スオメンリンナ島に渡るフェリー

今年のGWに訪れたフィンランドのスオメンリンナ島は世界遺産です。フィンランドは、近隣の大国に支配され続けた国です。その影響もあって、1750年から第2次世界大戦が終わるまで、スウェーデンやロシアの重要な軍事拠点でした。現在は、自国フィンランドの駐屯部隊も撤退し、教育文化庁が管理し、世界遺産に指定されています。この島の特徴は、世界遺産でありながら、現在もヘルシンキ市民800人が居住していることです。したがって、このフェリーは、観光客だけでなく、市民の足として重要な交通機関です。GWは、観光客が少ない季節でしたが、早朝から深夜まで1時間に2本から3本就航されており、利便性の高い航路でした。