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2015年10月19日│連絡船の町プロジェクト・勉強会

太平洋を行く!《オーシャン東九フェリー》体験記

普段の移動は専ら飛行機や新幹線ですが、この秋、軽自動車での旅となり、東京~徳島~九州(門司)を太平洋ルートで結ぶカーフェリーに乗船しました。
 
今回は東京~徳島間の乗船。
18時に東京を出て翌日の13時30分に徳島に着きます。約20時間の船旅です。
 
愛車を走らせレインボーブリッジを通り、フジテレビ社屋を横目にみながら有明の乗り場へ。
と、どどんっと目の前に現れたのは「おーしゃんのーす」
全長(LOA)166.0m         型幅 25.0m        総トン数 11,114トン
12mトレーラーx99台 8トントラックx31台、乗用車x71の台自動車積載能力を持つフェリーです。

船に車を乗せるのも専用のスロープでぐいぐい坂道を上がります。
 

車両甲板は機械感満載ですが客室はホテルの様。
入ってすぐにロビーに売店。
 
そして、自分の部屋のベッドに荷物を置いて一息。
 
いざ、船内探検!

椅子は船が揺れても滑ったり転がったりしないよう、床にチェーンで固定されています。
 
自販機コーナーには冷凍ピザや麺類、ドリアなどがあり週類も豊富。
夕食をとって・・・お風呂!?
 
沖に出るといよいよ携帯電話の電波も弱くなり、本読めば気持ち悪くなり、お風呂に入って5時間を超えたところで船酔いもピークに。
太平洋の荒波にもまれ、もう心を無にして眠るしかないと、就寝。
 
そして目覚めればもう、潮岬。
朝の探検をして天気の良いデッキで深呼吸して、身支度をしているうちに徳島着岸。
目的地に到着したときの喜びもひとしおでした。
 
たまたま週末に乗船したこともあり、小さな子どもを連れた家族連れや、釣り仲間やバイク仲間など大所帯で移動する人たちが多く、お弁当をひろげたり、共有ルームで酒盛りしたり、船旅を楽しんでいる姿が印象的でした。

【担当:大垣 里花】
 


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