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2016年04月11日│連絡船の町プロジェクト・勉強会

フェリー模型vol.2

趣味で船の模型を作られている、玉野市在住の岡田さんから
「新しいフェリーが完成したよ!」という連絡があり、再びご自宅にお伺いしました。
 
前回同様、玄関に入るとすぐに、
ドーン!!

これ乗ったことがある!!知ってる!!と思わず声に出したほどなじみのある船体。
鮮やかなオレンジ色の化粧煙突が特徴の、四国フェリーの第八十五玉高丸です。


 
さっそく食い入るように拝見。
 
客室に上るまでの階段
窓枠の木製の手すり                                                                           
よく長距離トラック運転手さんが仮眠をとっている長椅子
ボックス席には、備え付けのテーブル
テレビに、ごみ箱に至るまで!どれをとってみても精巧に再現されています。
  


見えますか? 売店です。


カメラには収められませんでしたが、自動販売機も再現されていました。
 
そして、何より今回は、
船内が明るい!電気がつく!!!!
椅子や机の色は、岡田さんの遊び心でカラフルに仕上がっています。
実は、この椅子と机を一つ一つ制作することが、細かい作業なので一番大変だったそうです。
(前回の「なおしま」のほうが、客席数が500席と多く、今回の「玉高丸」のほうが300席と少なかったそうですが、それでも大変なことに変わりはありません。)
 
もちろん、内部だけではなく船体も精巧。
     
今にも動き出しそう!!
 
制作期間は、約2か月。
岡田さんは、元々市内の造船会社で、船の点検や修理をする仕事に携わっていらっしゃいました。その関係で、様々な種類の船を見てきており、構造にも詳しい。
このようなすばらしい作品ができあがったことも納得です。
 
実は、こっそり現在作成中の船も見せてもらいました。

 
船は場所と場所をつなぐものですが、船(フェリー)模型を作ることで仲間とつながり、交流の輪が広がったという素敵なお話も聞かせてもらいました。
船が大好きだとおっしゃる岡田さん、今回も快く見せてくださりありがとうございました。
次回作も楽しみです!
 


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